コラム

2018.02.15

簡単に楽しむ薬膳料理☆女性必見!毎日のお手軽漢方活用法

薬膳料理、といってしまうと、なんだかかしこまった固いイメージですが
今の季節の女性には特にお勧めで、体やお肌が喜ぶような
日ごろの食事にちょっとしたアレンジを利かせられる
とっても手軽な方法をご紹介しましょう。

肉桂ってご存知ですか?
読み方はニッキ・・・となると分かる方も多いはず、
そう、シナモンです。

このシナモンもインドなどでいえばスパイスですが、
中国から伝わる漢方生薬の一つでもあります。

血糖値・中性脂肪・コレステロール値の低下作用があり
血栓の予防にも良いとされ、また、
抗菌作用も高いので、風邪などの予防にも良いでしょう。

それから、発汗作用や血行改善作用もあるため、
冷え性肩こりにお悩みの方には積極的にとっていただくとよいですね。

で、何よりも特筆すべき効果が『毛細血管の保護作用』。

この点について具体的に噛み砕いてお話しますと
女性ホルモンが毛細血管の増減に深く関わっており、
閉経後は特にこの毛細血管が減少しやすくなるといわれています。

この毛細血管、ただでさえ酸化やストレスによっても
簡単に炎症を起こしたり消滅してしまうようで
こうなると、血管内の栄養が漏れ出してしまいます。

これでは繊維芽細胞が傷つき、
コラーゲンが作れなくなってしまうので、シナモンの摂取は
しわたるみの予防や改善にも効果があると言えましょう。

ミルクティーやコーヒー、ココアなどにふりかけたり、
朝食のトーストにふりかけてもおいしいですよ。

京都の有名な和菓子にならえば
シナモン、いえ、ニッキとしてはあずきにも合いますから
おまんじゅうなどにプラスしてアレンジしてもおいしいでしょう。

バナナやヨーグルトにも合いますし、
お料理に使用する場合はカレーやビーフシチュー、麻婆豆腐のように
煮込み系や味付けの濃いお肉料理にまぜてしまえば
くせが無く取り入れやすいのではないでしょうか?

1日に3g程度、小さじに3分の1くらいを目安にしてみてください。

ただし、妊婦さんに関しては多量の摂取はお控えくださいね。

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