コラム

2018.11.01

目元のくすみは心のくすみ?!めざせ目元美人

冬の寒さ、冷房による冷えなど、体中の血行不良が起こると同時に、
お顔の血色も悪くなり、皮膚層の薄い目の下なんて特にどんより真っ暗。

目の周りの皮膚は身体中のどの部分よりも薄く、皮下脂肪も少ない部分。

筋膜の上に皮がペロンとくっついただけのようなもので、
コラーゲンやヒアルロン酸などを含む真皮層も皮脂腺もほとんどありません。

そして、瞳を守るため1日に1万回以上のまばたきをし、
物を見たり表情を作る為にも目元の筋肉は休むことなく運動しています。

そうして疲れることで目元の血行不良が起こり、血液中の酸素不足により
老廃物を含んだままの血液が停滞してしまったものが
青いクマとして現れます。

また、毎日何気なく使っているメイク用品の色素成分や
クレンジング剤に含まれる界面活性剤などが、
薄い目元の皮膚層を破壊しながら浸み込んでいってしまうため、
それらが蓄積されていくことで徐々に色素沈着が起こり、
茶グマにもなってしまいます。

それに加え、年齢とともに目元の筋肉も衰えますから、
その筋肉では支えられなくなってしまった目の下の脂肪が膨らんでたるむと、
今度は黒クマの出現です。

こんなふうに目元が暗ーいお疲れ状態になると、
周りから受ける印象もなんだか近寄りがたい雰囲気。

目は口ほどにものをいうっていいますからね。
人も会話をする時には相手の目を見て話しますし、
その人の印象や見た目年齢は、目元で随分と違って見えますよね。

だからこそ世の女性はアイメイクに命をかけています。

でも、アイメイクには数十分かけるというのに
クレンジングはテキトーだったり、

化学の力に頼って界面活性剤いっぱいのクレンジング剤でメイクを落として、
ちゃんと落ちればそれで良し!!としている節があるんですよね。

その間違ったお手入れが、さらなる目元のくすみや色素沈着、シワを
悪化させていることを皆様ご存じでしょうか?

皮膚層が薄い分、メイクの摩擦だけでも負担になるのに、
さらにクレンジングをガシガシ強くし過ぎてしまったり、
ちょっとしたかゆみで目をこすってしまうだけでも日々の蓄積で
ものすごい色素沈着に悩まされることにもなりかねません。

目元のくすみの改善をしたいのであれば、まず、
過度なメイクをし過ぎないこと!
クレンジングも合成界面活性剤や油性成分を含まないタイプのものを
ケチらずたっぷりと使用し、丁寧に時間をかけてこすらずメイクオフすること。

ちなみに、お勧めは『ゲルタイプ』のクレンジングです。

また、血行を促進しようと無理に自己流でマッサージをしてしまうと、
デリケートな目元にはかえって逆効果だったりもしますから、
できるだけかまい過ぎないこと。

それでもやっぱり何かしらのお手入れをしたいというのであれば、
マッサージ不要の塗るだけのアイクリームの使用をお勧めします。

パソコンを日常的に使われている方は、
長時間同じ姿勢で作業することで肩こりも悪化し、
余計にお顔に新しい血液が届きにくく、
眼精疲労も溜まりっぱなしとなってしまいやすいので、
目元が気になったらまずは、“急がば回れ”の精神で
その肩こりを解消してあげるとよいでしょう。

そして、正しいケアをしたうえで十分な睡眠をとり、
しっかりと眼を休めてあげて、健康的で美しい目元を保てるようにしましょう。

明るく元気な目元で、周りの人にも素敵な笑顔を向けてあげてくださいね☆

サロン予約・お問い合わせ

このページのトップへ